AUDの試験受けてきました!!



USCPA AUD 試験の受付


いつもの御茶ノ水にあるソラシティです。

朝一9時からの試験だったので、近くのエクセルシオールに7時に行きました。


クロックムッシュを食べながら自作の一問一答で復習してたのですが、となりにカップルが来て、

耳を澄ましていると彼らもUSCPAの試験を受けに来ていたみたいです。



カップルで試験受けるなんて経験ないんだけど、片方だけ落ちたらどうすんだろ。


美男美女だなーとか、うぜーなーとか思いました。



試験30分前には受付を済ませる必要があるので、8時ちょっと過ぎにソラシティにいったところ、すでに受付が開くのを待つ行列ができていました。ざっと20名弱でしょうか。



最終的に受付を8時25分頃に通り抜けました。


USCPAは、受付した人から順に持ち物検査やパスポートチェックを行い、終わった人から順にPCブースに案内されて試験スタートです。


8時45分頃に試験をスタートしました。


試験スタート


テストレット1


まずMCですが、普通に難しかったです。


ちょいちょい英訳も迷いつつ、難しかったです。



問題解きながら思い出したのですが、時間配分考えるの忘れてた!


確か、MC問題は1問80秒で、TBSは一問18分ペースだったよなとか思いつつ、、

時計は会場になく(腕時計禁止)、PC画面にストップウォッチ式のがあるのみです。


試験時間が4時間なので4時間から、0分に向けて時間が減っていくタイプのやつで、すごく計算するのがめんどくさかったです。


テストレット2


テストレット2のMCは、テストレット1のMC問題の正答率によって難易度が変わります。


テストレット1の正答率が高いと難しい問題が出て、正答率が低いと簡単な問題が出るのです。


正直、難しい問題になったのか、ならなかったのかわかりませんでした、、


ただ、相変わらず難しい問題でした。


テストスレット3


なんとか、テストレット3のTBSにたどりつきました。


テストレット3のTBSは2問のみです。


一問目に、Advanced searchが出てラッキーと思いました。


これは、数行の説明文(問題文)があり、それに対する解答が記載されているAICPAなりPCAOBの条文番号を答えるというものです。


条文はPC内にあるので、その場で検索機能とか使いながら該当する箇所を探すのです。


18分もあるので余裕です。


ちなみに、非公開会社の監査調書の保管期間についての問題がでました。


非公開会社の監査調書の保管期限は5年と覚えていたので、検索で"workpaper", "5 year"と検索して瞬殺しました。


そのため2問目に約30分使えることになり心の余裕ができました。



しかし、いざ解いてみるとよくわかりませんでした。


どんな問題だったか忘れましたが、答え方がよくわからない問題でした。


結局、30分丸々使ってテストレット3を終えました。



ここで、ブレイクタイムとして15分休憩があるのでガム噛んで糖分を取りつつ休憩しました。


この時点での消費時間は2時間2分。ほぼ計算通りで、残りのTBS6問に20分ずつ使える計算です。


テストレット4、5


休憩が終わりテストレット4と5をまとめてやります。


各テストレットはTBS3問ずつ、計6問です。



結果、できた問題と良くわからなかった問題両方あったという感触です。


一番わからなかったのは、関連会社取引の問題です。


事前の知識は、関連会社取引で監査人が行うことは、


 ・取引を理解すること、

 ・適切に開示されていること、

 ・通常の商慣行取引の場合は、それを証明できないと意見修正の可能性があること


以上のみです。


問題では、複数の関連会社の取引が記載されており、各状況に対する監査人の対応を求めるものです。


よくわかんなかったです。



例えば、

”関連会社A社と通常の条件で土地売買を行い、損失を出した”といったケースの場合、

選択肢は

 1経営者の取引の理解(通常の条件とは?)について確認する

 2経営者確認書に関連会社について記載を求める

 3土地売買取引内容の妥当性をその道のプロに確認する 等です。


また、

”卸売の関連会社B社に機器を販売して収益を計上したが、翌期(後発事象期間)に、当該機器が再販売されていないので、今後の関係性を優先して買い取ることを取締役会で決議した。”

 1翌期にB社から機器が返品されていることの確認

 2当期に収益を認識していることを確かめる

 3経営者確認書に関連会社について記載求める


以上のような問題が5問ほどでましたが、いまいち回答がわかりませんでした。


どれも正解に見えるのですが、、、


関連会社以外については、後発事象、分析的手続き等Abitusの直前対策講義で、出る可能性が高いと言われていた箇所が全部出た感じでした。


試験終了


以上な感じで残り時間2分ぐらいで試験終了です。


いやー疲れました。


終わってみての感想ですが、


MC問題は難しく、不正解がかなり多い印象です。


TBSは、全くわからなかった問題もありましたが、できたと思った問題もいくつかあったので、ボーダーラインぐらいだと思います。


結論としては、MC次第だと思います。運良くわからなかった問題の多くが正解していれば合格するのではないでしょうか。



ただ、これで落ちてたら、二度と受からない気がしました。


わからなかった問題のほとんどがAbitusで覚えた知識を超えていました。もしかしたらAbitusのテキストには書いてあるのかもしれないですが、


私の勉強の範疇を超えているなと思いました。


関連会社取引も一応Abitusで勉強しているのですが、それを応用しないとわからないものでした。


ただでさえ、苦手な英語なので、習ったこと以上の力をその場で発揮するのは至難だと思います。


まず、英訳で困ってるのに、習った知識を応用して問題解くなんて、、



なんとなく自分の限界が見えた感じがしました。


CISAのときもわからない問題だらけでしたが、日本語の問題だったので、常識に照らし合わせたりして解けたのですが、全部英語のUSCPAで、それはできません。


英語を理解するのに精いっぱいでした。



運が良ければ受かるけど、運が悪いと落ちる。


運を試すには、1回あたり7,8万支払う必要があり、、

仮にAUDに受かっても、最後までいくのは無理かもしれんな